法隆寺(その1)/奈良(斑鳩)

法隆寺の写真
あひるメディアオリジナル写真

1. はじめに

あひる如来

京都・奈良・東京のお寺や
カフェ、銭湯を、のんびり案内している
あひる如来じゃよ。
今日は、世界最古の木造建築が
今も堂々と建っておる、
ありがた〜いお寺へ案内するぞ。
春風にのって、いざ参ろうぞ〜。

2. 今日のお寺

〜世界最古の木造建築〜

法隆寺

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今日は法隆寺というお寺を紹介するぞ。

2-1. あひる如来から一言

「この五重塔、ちょこんとしておるが、
風にも負けぬどっしり感…
まるで長年巣を守る親鳥のようじゃのう。」

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2-2. あひる如来の法隆寺解説

法隆寺は、奈良県斑鳩町にある
世界遺産の名刹じゃ。
飛鳥時代に建てられてから
1400年以上も立ち続けておる、
木造建築の世界チャンピオンとも言える存在じゃぞ。

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中門をくぐると、五重塔と金堂が
堂々と並んでおってのう、
見ているだけで心が落ち着く。
まさに「静けさの中の仏心」じゃ。

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2-3. 法隆寺の歴史

法隆寺は607年、推古天皇の時代に、
聖徳太子とその父・用明天皇の
願いによって創建されたんじゃ。

「斑鳩寺(いかるがでら)」とも呼ばれ、
聖徳太子信仰の中心地じゃのう。

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ただ、670年に焼失したとされておって、
今ある伽藍は再建されたものなんじゃ。
それでも8世紀初頭に建てられたものとして、
歴史的価値は世界一級品じゃよ。

五重塔は日本最古の塔。
金堂には釈迦三尊像や薬師如来像など、
飛鳥時代の仏像が静かにおられる。
それぞれが「やすらぎ」のかたまりじゃ。

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この場所から、日本の仏教が
本格的に始まったともいえるのう。
和をもって貴しとなす──
その精神が、ここに息づいておる。

馬屋と聖徳太子の関係

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「馬屋」とは、文字通り「馬をつなぐところ」「馬小屋」のことじゃ。
しかし、聖徳太子とこの「馬屋」が結びつくとき、
それはただの建物ではなく、「伝説の舞台」になるんじゃ。

◆ 馬屋の前で生まれた太子?

『日本書紀』によれば、聖徳太子(厩戸皇子 うまやどのおうじ)は、
「馬屋の前で生まれた」ことからその名がついた、とされておる。
つまり、「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」という名前は、
まさにその「馬屋」にちなんで名づけられたんじゃな。

この「馬屋で生まれた」というのは、
古代人にとって非常に特別な意味があったとも考えられるんじゃ。

当時の馬は、戦や外交に使われる貴重な存在。
馬を飼う施設は、神聖な力の象徴として考えられていた節もあるんじゃよ。

だから、馬屋で生まれるというのは「霊力がある子」の証でもあり、
未来の救世主の誕生として、人々に強い印象を与えたんじゃな。

◆ 馬と仏と、聖なるつながり

もうひとつ興味深いのは、聖徳太子が“馬”と深いご縁を持っていたという点じゃ。

太子が十人の訴えを同時に聞き分けたという逸話があるように、
彼は「常人を超えた力」を持っていたと信じられておった。
それは「観音の化身」としての信仰にもつながっておる。

馬は、かつて観音さまの化身としても語られておったんじゃ。
つまり、太子が馬屋で生まれたという話は、
観音の化身としての誕生伝説にも重なってくるんじゃよ。

2-4. 法隆寺の見どころ

  • 五重塔:日本最古の塔
  • 金堂:飛鳥の仏像と出会える場所
  • 夢殿:八角形の神秘空間
  • 百済観音像:スラリ美しいお姿
  • 回廊:春光と影がゆらめく散歩道
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2-5. あひる如来の法隆寺案内

春になると、わしはここで羽を休める。
梅や桜が咲き誇るなか、
塔のそばでゆっくり歩くのが楽しみなんじゃ。
「今この時を味わう」
──それが法隆寺の美徳じゃよ。

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ここでも法隆寺オリジナルのお香が買えるのだ!!

種類も何種類もあるから、全部買いたかったが、あひる如来はお金がなかったので、一個だけしか買えなかったのだ・・・とほほ

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銭がなくても、これでよし!(笑)

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2-6. 法隆寺の御朱印

西院伽藍や夢殿でいただけるぞ。
「聖徳太子」や「斑鳩寺」と書かれた
墨文字の御朱印は、ありがたみが深い。
オリジナルの御朱印帳も人気じゃよ。

2-7. あひる如来のワンポイント

法隆寺は、仏教が日本で
“根をはった”第一歩の場所なんじゃ。
静けさの中で、自分の中の
「和」や「祈り」を見つけてみるとよいぞ。

3. 法隆寺の写真ギャラリー

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4. 法隆寺の動画ギャラリー

(準備中)

5. 法隆寺の詳細情報

5-1. お寺の名前

法隆寺
(正式名称:法隆寺 聖徳宗 総本山)

5-2. 法隆寺の宗派

聖徳宗(しょうとくしゅう)

5-3. 創建者・教祖

聖徳太子(建立発願)、用明天皇

5-4. ご本尊

釈迦如来(西院金堂)
薬師如来(夢殿)

5-5. 住所

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

5-6. アクセス

  • JR法隆寺駅より
    徒歩約20分
    バス「法隆寺参道」行き 法隆寺参道下車
  • JR王寺駅(北口)より
    バス「国道横田・シャープ前・法隆寺前」行き
    法隆寺前下車
  • 近鉄筒井駅より
    バス「JR王寺駅」行き
    法隆寺前下車
  • 公式サイトのアクセスをご確認ください。
    https://www.horyuji.or.jp/annai/#access
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5-7. 営業時間

午前8時~午後5時 (2/22~11/3)

午前8時~午後4時半(11/4~2/21)

※受付は拝観時間終了30分前まで

公式サイトの営業時間をご確認ください。
https://www.horyuji.or.jp/annai/#access

5-8. 料金(拝観料など)

西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通

  • 個人料金(1名に付き)大人・大学生・高校生 2,000円
  • 中学生 1,700円 / 小学生 1,000円
  • 障がい者割引個人料金本人と介添者1名(車椅子は2名)
    大人 1,000円 / 中学生 850円 / 小学生 500円
  • クレジットカード利用不可(現金のみ)
  • 公式サイトの料金をご確認ください。
    https://www.horyuji.or.jp/annai/#access

5-9. 公式サイトURLと電話番号

https://www.horyuji.or.jp

TEL:0745-75-2555

5-10. あひる如来の補足情報

  • 春は梅や桜がきれいじゃ
  • お土産に「太子煎餅」もええぞ
  • 夢殿の特別開扉は春と秋じゃ

6. 法隆寺にちなんだ今日の一句

聖の子の
願いをのせて
塔そびえ
春風めぐる
斑鳩の里

7. あひる如来から最後に一言

わしらも、見えぬ時代の
「思い」を受け取って生きとるんじゃな。
春の風が、それをそっと気づかせてくれる。
また一緒に、ゆる〜く、ありがたく旅しようぞ。