護国寺/東京(池袋)

護国寺の写真
あひるメディアオリジナル写真

1. はじめに

あひるメディア

わしは、京都・奈良・東京のお寺やカフェ、銭湯を案内しているあひる如来じゃ。今回は、東京の文京区にある「護国寺」を紹介するぞ。江戸の風情を今に伝えるこのお寺、訪れる者の心をほっこりと癒してくれるんじゃ。

2. 今日のお寺

〜東京にある広々したお寺〜

護国寺

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2-1. あひる如来から一言

よく来たのう。ここはのう、昔むかし、徳川五代将軍・綱吉公が母・桂昌院の願いを受けて建立したお寺じゃ。母の愛と将軍の親孝行が形となった、まことに尊い場所なんじゃ。

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2-2. あひる如来の護国寺解説

護国寺は、天和元年(1681年)に創建された真言宗豊山派の大本山じゃ。正式名称は「神齢山悉地院護国寺」と申す。桂昌院の念持仏である天然琥珀の如意輪観世音菩薩像を本尊としておる。

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このお寺は、江戸時代から多くの人々に親しまれてきた。明治16年と大正15年の火災、関東大震災や太平洋戦争の空襲といった災害を乗り越え、今もなお江戸の面影を残しておる。

2-3. 護国寺の歴史

護国寺の歴史は、徳川綱吉公の母・桂昌院の願いから始まる。桂昌院は、息子の将軍就任を願い、上野国(現在の群馬県)にある大聖護国寺の亮賢僧正を招いて開山したんじゃ。

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創建当初から幕府の庇護を受け、寺領三百石を賜った。元禄時代には将軍家の祈願寺として栄え、多くの人々が訪れる場所となった。

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2-4. 護国寺の見どころ

  • 観音堂(本堂):元禄時代の建築で、国の重要文化財に指定されておる。
  • 月光殿:近江三井寺から移築された書院造りの建物で、桃山期の建築美を今に伝えておる。
  • 仁王門:元禄10年(1697年)に建立された八脚門で、丹塗仕立ての風格漂う装飾が特徴的じゃ。
  • 音羽富士:境内にある富士塚で、江戸時代の富士信仰を今に伝えておる。

2-5. あひる如来の護国寺案内

まずは、仁王門をくぐって境内に入るんじゃ。立派な門構えに、思わず「おおっ」と声が出るかもしれんのう。次に、本堂である観音堂へ。ここでは、如意輪観世音菩薩に手を合わせて、心を静めるとよいぞ。

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その後は、月光殿を訪れてみるとよい。桃山時代の建築美を堪能できるぞ。最後に、音羽富士に登ってみるのもおすすめじゃ。小高い丘からの眺めは、心を清めてくれること間違いなしじゃ。

2-6. 護国寺の御朱印

護国寺では、御朱印をいただくことができるぞ。御朱印帳を持参して、記念にいただいてみてはいかがかな。詳細は、公式サイトで確認しておくとよいぞ。

護国寺の御朱印の写真
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2-7. あひる如来のワンポイント

護国寺は、春には桜、初夏にはツツジが美しく咲き誇るんじゃ。特に、4月下旬から5月上旬にかけてのツツジは見事じゃぞ。

3. 護国寺の写真ギャラリー

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5. 護国寺の詳細情報

5-1. お寺の名前

護国寺
(正式名称:神齢山悉地院護国寺)

5-2. 護国寺の宗派

真言宗豊山派

5-3. 護国寺を創建した人や教祖

五代将軍・徳川綱吉公(母・桂昌院の願いによる)

5-4. 護国寺のご本尊

如意輪観世音菩薩(天然琥珀の像)

5-5. 護国寺の住所

〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-1

5-6. 護国寺のアクセスと最寄駅

東京メトロ有楽町線「護国寺駅」下車すぐ
都営バス「護国寺前」下車すぐ

東京駅から:電車で約20分

駐車場:あり

5-7. 護国寺の営業時間

10:00~16:00(12:00~13:00は閉堂)
※行事等により拝観不可の場合あり

5-8. 護国寺の料金(拝観料など)

拝観無料
※特別拝観や行事によっては料金が発生する場合あり
クレジットカード:利用不可

5-9. 護国寺の公式サイトURLと電話番号

公式サイトURL:https://www.gokokuji.or.jp/
電話番号:03-3941-0764

5-10. あひる如来の補足情報

護国寺の境内には、明治から昭和期にかけて活躍した政治家や文化人の墓所もあるんじゃ。歴史に興味のある者は、ぜひ訪れてみるとよいぞ。

6. 護国寺にちなんだ今日の一句

江戸の風
母の願いが
形となり
今も残るは
護国寺の影

7. あひる如来から最後に一言

ほっこりしたかの?それなら、ワシはうれしいぞ。護国寺は、江戸の風情と母の愛が詰まった素敵なお寺じゃ。ぜひ一度、訪れてみておくれ。