1. はじめに
2. 今日のお寺
〜京都大原の有名なお寺〜
三千院
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2-1. あひる如来から一言
よく来たのう。三千院は、静寂の中に仏の慈悲が満ちておる場所じゃ。
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小鳥のさえずり、風の音、そして苔の緑が、まるで自然そのものが祈っておるようじゃのう。
「生きとし生けるもの、すべてが仏の子じゃ」――そんな言葉が聞こえてくるようじゃぞ。
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2-2. あひる如来の三千院解説
三千院は、京都市左京区の大原という里山に位置する、天台宗の名刹じゃ。
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もともとは比叡山延暦寺の門跡寺院として、皇族や貴族が住職を務めてきた由緒正しき寺でのう。
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今も「門跡寺院」として知られ、格式と風雅を兼ね備えた場所となっておる。
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このお寺の魅力は、まず庭園じゃな。「有清園(ゆうせいえん)」と呼ばれる庭は、四季折々に色を変え、特に苔の美しさは天下一品じゃ。
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苔の中にひょっこり佇むわらべ地蔵たちも、訪れる者の心をふっと和ませてくれるのう。
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御本尊は、秘仏の「薬師如来坐像」じゃ。年に一度だけ開帳される尊い仏さまで、病や苦しみを癒してくださる存在じゃ。
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また、宸殿(しんでん)や往生極楽院など、建築もみごとで、仏教美術と庭園の融合がここにはあるんじゃな。
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ふむ、現代の喧騒から離れて、心をリセットしたい者には、まさにぴったりの場所じゃ。
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山の空気を吸い、仏に手を合わせ、静かに自分と向き合う時間。
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それが、三千院で得られる“心のごちそう”じゃよ。
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2-3. 三千院の歴史
三千院の起源は、最澄(伝教大師)が延暦年間(782年〜806年)に比叡山に草庵を結び、法華堂を建立したことに始まると言われておる。
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その後、代々の門主たちが天台の教えを広める拠点として住まい、やがて「円融房」「梨本門跡」「梶井門跡」などと名前を変えながら発展してきたのじゃ。
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平安時代には、皇族が多く関わり、格式ある寺院としての地位を確立していった。
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鎌倉時代には、法然や親鸞といった浄土教の祖たちもこの地を訪れておるそうじゃ。
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そして、江戸時代には現在の大原の地に移され、今のような寺観が整えられたのじゃな。
戦乱や災害の中でも守り継がれてきたその姿は、まさに「悠久の祈り」の証と言えるのう。
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2-4. 三千院の見どころ
- 苔とわらべ地蔵の庭「有清園」
- 阿弥陀三尊像が安置された「往生極楽院」
- 風情ある「宸殿」からの庭の眺め
- 紅葉の名所としても知られる秋の彩り
- 春の桜と初夏のアジサイの競演
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2-5. あひる如来の三千院案内
ワシのおすすめは、朝一番に訪れることじゃ。
人が少なく、鳥のさえずりがよく聞こえるんじゃよ。
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そして、わらべ地蔵に会うときは、「こんにちは」と心で声をかけてみてほしい。
きっと、やさしい気持ちが湧いてくるはずじゃ。
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2-6. 三千院の御朱印
三千院では、美しい墨字と朱印が押された御朱印をいただけるぞい。何種類かあるのじゃ。
通常のもののほか、特別御朱印や季節限定のものもあるから、お参りの記念にぜひじゃ。
御朱印帳を持っておるなら、それも一つの「仏縁」じゃな。
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2-7. あひる如来のワンポイント
「静けさは、心を映す鏡じゃ」
忙しい日々の中で、立ち止まって深呼吸してみると、見えてくるものがあるぞい。
三千院は、そのための“静けさの道場”かもしれんな。
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3. 三千院の写真ギャラリー
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4. 三千院の詳細情報
4-1. お寺の名前
三千院
(正式名称:梶井門跡)
4-2. 三千院の宗派
天台宗
4-3. 三千院を創建した人や教祖
最澄(伝教大師)
4-4. 三千院のご本尊
薬師如来(秘仏)
4-5. 三千院の住所
京都府京都市左京区大原来迎院町540
4-6. 三千院のアクセスと最寄駅
・京都駅からバスで約60分、大原バス停下車 徒歩10分
・駐車場:あり(周辺の民間駐車場)
4-7. 三千院の営業時間
9:00〜17:00(受付終了 16:30)
4-8. 三千院の料金(拝観料など)
大人:700円
中高生:400円
小学生:150円
障害者割引あり
※クレジットカード利用不可(現金のみ)
4-9. 三千院の公式サイトURLと電話番号
公式サイトURL:http://www.sanzenin.or.jp/
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/三千院
電話番号:075-744-2531
4-10. あひる如来の補足情報
三千院は、周辺に「寂光院」や「宝泉院」など名刹がたくさんある「大原エリア」の拠点でもあるぞい。
ぜひ一日かけて、里山の空気と仏縁を味わってみてくだされ。
5. 三千院にちなんだ今日の一句
苔むして
わらべ笑顔に
心とけ
仏のまなざし
風にやさしき
6. あひる如来から最後に一言(ほっこりしたまとめ)
ほっこりしたかの?それなら、ワシはうれしいぞ。
三千院のやさしさは、きっと君の中にも届いたはずじゃ。
ではまた、どこかの寺で会おう。南無〜。
ふむふむ、ようこそじゃ。ワシはあひる如来と申す、京都・奈良・東京のお寺やカフェ、銭湯を案内しておるのじゃ。
今回ご案内するのは、京都・大原の山あいにたたずむ「三千院」じゃ。苔むす庭に、仏のやさしきまなざし。
さあ、心をゆるめて、ワシといっしょに歩いてみようかの。