高野山 東京別院/東京(高輪ゲートウェイ)

高野山(東京別院)の写真
あひるメディアオリジナル写真

1. はじめに

あひる如来

京都・奈良・東京のお寺やカフェ、銭湯を案内しているあひる如来じゃ。東京の素敵な場所をほっこり紹介するぞ〜。今日は港区にある「高輪結び大師」こと高野山東京別院(こうやさん とうきょう べついん)をじっくり案内するぞい。

2. 今日のお寺

〜東京の高野山、東京のお遍路の始まりのお寺〜
高野山東京別院

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2-1. あひる如来から一言

よく来たのう。ここは高輪の地に、弘法大師ゆかりの教えを結ぶ尊い別院じゃ。

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御府内八十八ヶ所のお遍路の最初の寺じゃ。(東京のお遍路)

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ふむふむ、静かで落ち着くの〜。

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2-2. あひる如来の高野山東京別院解説

高野山東京別院は港区高輪3丁目にある、高野山真言宗の東京別院じゃ。

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慶長年間(1596〜1615年)に浅草の寺でまず在番所(ざいばんしょ)として始まり、明暦元年(1655年)に幕府のお墨付きを得て現在の土地に建立されたのじゃ。

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その後、延宝元年(1673年)に「高野山江戸在番所高野寺」として正式に完成し、元禄15年(1702年)に一度焼けても翌1703年に本堂が再建されたんじゃ。

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真言宗の教え、すなわち呪や仏さまの智慧を体感できるこのお寺、地下には東京電力の変電所があるという驚きの構造もあるぞい。

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都心にありながら、どこか落ち着く雰囲気……これが弘法大師のご縁を結ぶ力かな。

2-3. 高野山東京別院の歴史

慶長年間、弘法大師の教えを学ぶ学侶が東京(当時江戸)に滞在する在番所が浅草日輪寺に設置されたのが始まり。

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その後1655年に土地を拝領、1673年に高野寺として建立された。

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1702年の大火後、本尊弘法大師像とともに本堂(遍照殿)が整備され、以降江戸・明治・昭和を通じて大師信仰の拠点として機能し続けてきたのじゃ。

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2-4. 高野山東京別院の見どころ

  • 立派な山門(参道に入ると、弘法大師のお出迎え)
  • 遍照殿:本堂で弘法大師が祀られておる
  • 不動堂や明神社、鐘楼、百度石、水屋など仏教独特の空間が味わえるぞ
  • 四国八十八ヶ所お砂踏み場:ここで砂を踏むと四国巡礼と同じご利益じゃ
  • 地下に眠る変電所という都市と仏が共存する構造に、思わず哲学が浮かぶぞい
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2-5. あひる如来の高野山東京別院案内

まず山門をくぐると、参道の左手に石碑がズラリ。御府内八十八ヵ所第一番の証じゃ。

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右手にはお砂踏み場があるのう。そっと足を踏みならしてみると、弘法大師とつながるような気持ちになるぞ。

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遍照殿では静かに手を合わせるもよし、鐘楼をついて心を落ち着けるもよし。不動堂では不動明王さまの威厳を感じつつ、自分を律するエネルギーをもらおう。

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2-6. 高野山東京別院の御朱印

御府内八十八ヵ所第一番として、納経帳(お遍路で使う御朱印帳のようなもの)が4000円で買えるのじゃ。御朱印がいただけるぞ。

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受付は9:00〜16:00(参拝自体は8:30〜16:00)じゃ。

納経帳への御朱印

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納経帳

御府内八十八ヶ所、東京お遍路巡り用の納経帳がここで手に入るぞい。
4000円(御朱印つき2025/07/09現在)

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2-7. あひる如来のワンポイント

「縁を結ぶ」というのは、人と人だけでなく、過去・現在・自分自身とも結ぶこと。ここで一息つけば、心のつながりがふっと温かくなるぞい。

3. 高野山東京別院の写真ギャラリー

 

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4. 高野山東京別院の詳細情報

4-1. お寺の名前

高野山東京別院
(正式名称:高野山真言宗総本山金剛峯寺東京別院)

4-2. 宗派

高野山真言宗

4-3. 創建者

慶長年間に高野山からの学侶によって在番所として開始。1673年「高野寺」として建立。

4-4. ご本尊

弘法大師(空海・遍照金剛)像。本堂遍照殿に安置。

4-5. 住所

東京都港区高輪3丁目15‑18

4-6. アクセスと最寄駅

  • 都営浅草線「高輪台駅」より徒歩約5分
  • 京急本線「泉岳寺駅」より徒歩約10分
  • JR線・京急「高輪ゲートウェイ駅」より徒歩約12分
  • 東京駅から:電車で約30分+徒歩15分
  • 駐車場:境内外に数台分あり、口コミで「空いていた」との声あり

4-7. 営業時間

参拝:8:30〜16:00、御朱印受付:9:00〜16:00

4-8. 料金(拝観料など)

  • 拝観料:無料
  • 御朱印:300〜500円程度(要御朱印帳)
  • 障害者割引:該当なし
  • クレジットカード:不可(御朱印も現金払いが主流)

4-9. 公式サイトURLと電話番号

公式サイト:高野山東京別院 公式サイト

Wikipedia:高野山東京別院 – Wikipedia

電話番号:03‑3441‑3338

4-10. あひる如来の補足情報

毎月21日は「お大師さまの日」法要。年中行事として、初大師火祭り(1/21)、青葉まつり(6/15)、万灯万華会(10中旬)、大晦日法会などがあり、誰でも参加できるぞ。

5. 高野山東京別院にちなんだ今日の一句

縁(えにし)結び
都会の砂に
歩み寄る
大師の導き
ほら、心ほどける

6. あひる如来から最後に一言(ほっこりしたまとめ)

ふむふむ、どうじゃ?都会の真ん中で、弘法大師とのご縁を静かに感じられるスポットじゃろ。ほっこりしたかの?それなら、ワシはうれしいぞ。ぜひ一度、足を運んで「結びの力」を感じてみておくれやす〜。

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