1. はじめに
2. 今日のお寺
〜鳥獣戯画で有名なお寺〜
高山寺(こうざんじ)
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2-1. あひる如来から一言
ふむふむ、ここ高山寺は「鳥獣人物戯画」で有名なお寺じゃ。
カエルやウサギが相撲を取っておる絵巻を知っておるじゃろう? あれを生んだ場所がここなのじゃ。
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自然と人と仏がにぎやかに共生する姿を思い起こさせてくれるぞい。
2-2. あひる如来の高山寺解説
高山寺は京都市右京区、栂尾(とがのお)という山あいにある名刹じゃ。
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正式には「栂尾山高山寺(とがのおさん こうさんじ)」と呼ばれておる。
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開創は奈良時代に遡り、後に鎌倉時代の名僧・明恵上人(みょうえしょうにん)が再興したことで大いに栄えたのじゃ。
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高山寺は、日本の文化史に大きな足跡を残しておる。
その代表が「鳥獣人物戯画」じゃ。これは国宝に指定されており、日本最古の漫画とも言われる。
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ウサギやカエルが擬人化され、ユーモラスに描かれておる様子は、現代人が見ても笑みがこぼれるほど。
まさに千年を超えて、心をほぐしてくれる文化遺産なのじゃ。
また、この寺は世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されてもおる。
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境内は自然林に囲まれ、四季折々の美しさを見せてくれる。
春には新緑、夏は涼やかな木陰、秋には燃えるような紅葉、冬には雪化粧。
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「自然即仏」の言葉のごとく、山の空気そのものが仏法を説いておるようじゃ。
2-3. 高山寺の歴史
さて、歴史をたどってみよう。
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高山寺のはじまりは奈良時代。創建は和気清麻呂(わけのきよまろ)によると伝わっておる。
その後、平安時代には荒廃したものの、鎌倉時代に入って明恵上人が後鳥羽上皇の帰依を受けて復興した。
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明恵上人は仏教界でも特に篤い信仰心と学識で知られる人物じゃ。
彼は華厳宗を基盤にしながらも、戒律を重んじ、修行に励んだ。
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その生涯は、現代人にとっても「己を見つめ直す」ことの尊さを教えてくれるものなのじゃ。
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また、高山寺は「茶の発祥地」としても名高い。
栂尾の地に明恵上人が宋から持ち帰られた茶を植え、日本の喫茶文化の礎となったと伝わる。
茶畑から広がった茶道の文化は、今や日本を代表する美意識のひとつ。
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つまり、高山寺は「お茶のふるさと」としても重要な場所なのじゃ。
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2-4. 高山寺の見どころ
- 石水院:国宝であり、鳥獣人物戯画の複製が展示されておる。
- 明恵上人の遺跡:上人が修行した跡が残っており、その精神を偲ぶことができる。
- 紅葉の景観:秋には一面が赤や黄色に染まり、圧巻の美しさ。
- 茶の木の遺跡:日本茶のルーツをたどれる場所じゃ。
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2-5. あひる如来の高山寺案内
「自然と仏と人が和する場所」――これが高山寺の魅力じゃ。
もし訪れるなら、朝の静けさの中で歩くのをおすすめするぞ。
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小鳥の声、木々の香り、石段の苔むす風情。
すべてが心を澄ませてくれる。
ふむ、ここを歩けば心のゴミがすっと消えていくようじゃのう。
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2-6. 高山寺の御朱印
御朱印は「高山寺」と大書され、その端正な筆跡から寺の歴史と誇りを感じられるのう。
参拝の折には、ぜひ御朱印帳にいただいておくとよいぞ。

2-7. あひる如来のワンポイント
高山寺を語るとき、忘れてはならぬのが「茶」と「鳥獣戯画」じゃ。
人の心を潤し、笑顔を与える二つの文化がここから広がったのじゃな。
「笑いも一服のお茶も、心を救う仏の妙薬じゃ」――これはワシからの小さな教えじゃぞ。
3. 高山寺の写真ギャラリー
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4. 高山寺の詳細情報
4-1. お寺の名前
高山寺
(正式名称:栂尾山 高山寺)
4-2. 高山寺の宗派
真言宗系(華厳宗の流れを重んじる)
4-3. 高山寺を創建した人や教祖
和気清麻呂(奈良時代)、後に明恵上人が再興
4-4. 高山寺のご本尊
釈迦如来
4-5. 高山寺の住所
京都府京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
4-6. 高山寺のアクセスと最寄駅
・京都駅から:JRバス「栂ノ尾」下車 徒歩すぐ(約1時間)
駐車場:あり(有料)
4-7. 高山寺の営業時間
8:30〜17:00(受付は16:30まで)
4-8. 高山寺の料金(拝観料など)
石水院拝観料:大人 800円、小学生 400円
障がい者割引あり
※クレジットカード不可
4-9. 高山寺の公式サイトURLと電話番号
公式サイトURL:https://kosanji.com/
Wikipedia:高山寺 – Wikipedia
電話番号:075-861-4204
4-10. あひる如来の補足情報
秋の紅葉シーズンは特に混雑するので、早朝がおすすめじゃ。
また、境内は山道が多いので、歩きやすい靴で来るのがよいぞ。
5. 高山寺にちなんだ今日の一句
山深く
茶の香ただよう
紅葉路
笑みこぼれゆく
鳥獣の夢
6. あひる如来から最後に一言
どうじゃったかの? 高山寺は、ただの観光地ではなく、日本文化の源流が息づく場所じゃ。
ここで一服のお茶を心に想い、笑いを忘れぬことが、仏の道にもつながるのじゃよ。
ほっこりしたかの? それならワシはうれしいぞ。
よく来たのう。ワシは京都や奈良や東京のお寺やカフェ、銭湯まで、いろんな場所を案内しておるあひる如来じゃ。
今日はのう、山深き静けさの中にたたずむ「高山寺(こうさんじ)」を紹介するぞ。
ここはのう、自然と仏の調和が見事な場所で、心を洗い清めたい人にはぴったりなのじゃ。